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公開日:2025.09.16

安部公房作品のおすすめ人気ランキング15選【代表作や短編集も!】

目次

「もう少しでノーベル文学賞を受賞できた」と言われる安部公房。国内外の作家に影響を与え、読みやすい短編集や長編を含む小説だけでなく数々の戯曲も残しています。今回は代表作を含む安部公房作品の特徴、最高傑作やおすすめの人気作品をランキング形式でご紹介します。

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SFでシュールな作家・安部公房の作品は面白い名作だらけ

前衛的な手法・不条理な展開・超現実的な設定。いずれもシュールな作品を書く作家・安部公房の作風や魅力として語られる言葉です。1950年代から1993年に亡くなるまで、幻想的で実験的な面白いSF作品の名作を多く残しました。

文壇から距離を置いた安部公房は、晩年にはノーベル文学賞にもっとも近い作家とさえ言われていました。国内外問わず数多くの賞を受賞し、安部公房からの影響を公言している作家も数多く存在します。

そこで今回は、安部公房の作品の特徴や選び方、代表作や最高傑作などおすすめ小説をランキング形式でご紹介します。ランキングは発売日・ページ数・ジャンルを基準に作成しました。短編集や映画化された人気作までさまざまなので購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品

安部公房の小説・随筆おすすめ

第1位:箱男|新潮社

ダンボール箱をかぶって過ごす!名作との呼び声が高い作品

頭から腰までダンボール箱をすっぽりとかぶり都市をさまよう、箱男の記録で、箱男の残した手記をベースにして、誰のものかもわからない文章・寓話・新聞記事・詩・ネガフィルム・写真などの多様な断章から構成された実験的構成の小説です。

都市空間における匿名性や、自己と他社の関係のありかた、それに加えて社会のなかでの人間の帰属に関する考察がなされています。人間が物を書く行為に問いかけ、これまで当たり前とされてきた物語や小説の構造に別な視点をもたらす作品です。

発売日2005/05
ページ数248
ジャンル小説

安部公房受賞小説のおすすめ

第1位:砂の女|新潮社

映画化で世間的な評価も優れた不条理文学の最高傑作

安部公房といえばこの小説と言っても過言ではありません。主人公は蟻地獄に落ちた虫のように、砂に埋もれていく家に閉じ込められます。物語は砂に埋もれていく家にいた女とのやり取りや男の心情の変化が中心です。

世間的な評価も優れており、国内では1962年に読売文学賞小説賞をしています。さらには20ヶ国語以上に翻訳されてもいて、安部公房作品の中でもっとも知名度の高い作品なので、初めて安部公房作品に接する方にとっても親しみやすい一冊です。

発売日2003/03
ページ数288
ジャンル小説

安部公房作品の選び方

作家として40年以上活動してきた安部公房。彼の残した著作は数多いです。ここではそんな多岐にわたる安部公房の作品の選び方をご紹介します。

ジャンルで選ぶ

安部公房の作家としての仕事は小説家だけではありません。ここでは安部公房の活動をジャンルごとにご紹介します。

有名作品なら「小説」がおすすめ

安部公房の活動は小説から始まりました。成城高校時代に慕っていたドイツ語の教師・阿部六郎のもとに「粘土塀」と題した処女長編を持ち込んだのです。この小説は阿部を通して文芸誌『近代文学』の編集者の手に渡り、他誌の「個性」に掲載される運びとなりました。

「粘土塀」は後に『終りし道の標べに』として刊行されます。以来、小説家としての安部公房の作品は国内外で評価されていきました。シュルレアリスムの手法などを用いた実験的な作品は総じてシュールでありながら、人間存在への深い洞察を備えてもいます。

安部公房の書く前衛的な小説作品は、一見して探偵小説やSF小説ではありながら、純文学が目指す哲学的で深い人間理解が描かれたものが多いです。ぜひ、有名作品から深い洞察が秘められた小説作品を読んでみてください。

以下の記事は純文学のおすすめランキングを紹介しています。あわせてご覧ください。

数々の受賞作品を含むものなら読みやすい「戯曲」がおすすめ

安部公房は一般的にシュールな作風を誇る小説家として知られています。ところが劇作にも関心を持っていた安部公房は演劇の台本、つまりは戯曲も書いていました。書いた戯曲は実際に上演もされ、戯曲を元にしたラジオドラマも製作されています。

戯曲もまた小説と同様に高い評価をされていて、戯曲が元になって受けた賞には岸田演劇賞や谷崎潤一郎賞などがあります。谷崎潤一郎を受賞した戯曲作品『友達』は、三島由紀夫からも激賞され、長編小説を主な対象にしていた同賞の異例の受賞作にもなりました。

1973年には自身が主宰する「安部公房スタジオ」なる演劇集団も発足していて、演劇への情熱の高さが伺えます。また、戯曲は登場人物同士の会話が多いため、読みやすい安部公房作品をお探しの方にもおすすめです。

鋭い切り口のものなら「評論・随筆」がおすすめ

安部公房はユニークな視点と鋭い洞察力を持った作家でした。彼の小説が単にシュールな作品であるだけに留まらず、人間存在に対する深い考察にもなっているのもそのためです。そんな安部公房の著作には評論や随筆などのジャンルもあります。

安部公房の書く評論や随筆は、人間の現在や未来に対しての敏感さが伺えます。発表当時にも時代を先取りしていた論点は、現代に読んでもなお新鮮です。評論や随筆からは、安部公房のシュールで前衛的な小説作品が描かれた背後にあった思想に触れられます。

長さで選ぶ

安部公房は短編作品も長編作品も充実しています。ここでは作品の長さごとの特徴をご紹介しましょう。

初めて作品に触れる方は教科書にも載った「短編集」がおすすめ

安部公房作品の特徴とされるユニークで前衛的な手法は、長編作品以前に短編作品において展開され、実験的な作品を多く手がけた安部公房にとって、短編作品はユニークな手法を試すのには格好の実験室でした。

また、安部公房の短編作品はしばしば教科書にも登場しています。代表的なのは『棒』といって、主人公が棒に変身してしまうところから物語が展開していく作品です。安部公房のユニークなアイデアが見て取れます。ぜひ短編集を読んでみてください。

以下の記事は短編小説のおすすめランキングを紹介しています。あわせてご覧ください。

安部公房の作風をしっかり味わうなら「長編」がおすすめ

一般的に知られる安部公房の作品は長編小説です。安部公房の得意とするシュールで前衛的な作風がボリュームのあるしっかりとした構成でもって書かれ、より凄味が増し、長編では哲学的な思想がよりまとまった形で小説化されてもいます。

以下の記事は小説のおすすめランキングを紹介しています。あわせてご覧ください。

安部公房の魅力に触れるなら代表作の「失踪三部作」をチェック

安部公房には「失踪三部作」と呼ばれているシリーズがあります。砂の女・他人の顔・燃えつきた地図の三作で、いずれも安部公房の代表作です。著者自身がそのようなまとめ方をしたのではなく、読者が自然とそう呼ぶようになりました。

失踪三部作と呼ばれている三作品三つの小説の内容に直接のつながりはありません。しかしどの作品も何らかの形で登場人物が社会から失踪し、自分自身のアイデンティティを見失っていくところが共通しています。

失踪三部作は発表順に並んではいますが、読むのに順番があるわけではありません。発表時期が気になる場合は、下記サイトで安部公房の略歴が紹介されているので、ぜひご覧になってみてください。

安部公房 | 著者プロフィール | 新潮社

国際的な評価も高い「映画化作品」もチェック

映像化された安部公房の作品の中で、最も有名なものと言えば、三國連太主演の「利休」や宮沢りえ主演の「豪姫」などで知られる勅使河原宏監督による「砂の女」です。第37回アカデミー賞では「シェルブールの雨傘」などと並び外国語映画賞にノミネートされました。

受賞作で選ぶ

安部公房は小説・戯曲共に国内外で高い評価を得ている作家です。数々の賞も受賞しているので、まずはそれぞれの受賞作をチェックしてみましょう。

芥川賞受賞作品なら「壁」がおすすめ

安部公房は国内外でさまざまな賞を受賞し、文学賞・演劇賞・シナリオ賞・芸術賞など多岐に渡っています。アメリカ・コロンビア大学から名誉人文科学博士の称号が与えられ、アメリカ芸術科学アカデミーの名誉会員・発明家としても受賞しました。

多くの賞を受賞した安部公房の作品を、受賞作から選ぶのも可能です。たとえば小説で芥川賞やフランス最優秀外国語文学賞、戯曲では谷崎潤一郎賞や芸術選奨文部大臣賞などが与えられています。

その中でも芥川賞を受賞した「壁」は、選考審査員の川端康成にも高い評価を得た作品としても知られています。以下の記事では、そんな芥川賞受賞作品の人気おすすめランキングをご紹介していますので、ぜひご覧ください。

演劇化された作品なら「幽霊はここにいる」がおすすめ

「幽霊はここにいる」は安部公房の前期の戯曲作品であり、1958年に岸田演劇賞を受賞しています。初演時に主役を演じたのは、田中邦衛です。盟友のドナルド・キーンによって英訳され海外でも上演されています。

安部公房の友人であった三島由紀夫も「白蟻の巣」で同じく岸田演劇賞を受賞しています。以下の記事では、三島由紀夫の人気おすすめ本ランキングをご紹介していますので、ぜひご覧ください。

谷崎潤一郎賞受賞作品なら「友達」がおすすめ

1967年に谷崎潤一郎賞を受賞した「友達」も戯曲作品であり、現代社会に孤絶して生きる人間像を描いた傑作です。国内外で人気が高く、2008年には柄本時生や小林十市らによって上演されています。

読む順番に悩んだら「発売日順」をチェック

安部公房は作品数が多く、どれから読めばいいのか迷ってしまう方も多いはずです。そんなときは発売日順に読むのをおすすめします。安部公房の取り上げるテーマや心情の変化が辿っていけます。第1作は1948年の「終りし道の標べに」です。

文庫・単行本など「本のサイズ」もチェック

本を選ぶときは、文庫や単行本など本のサイズもチェックしておきましょう。読み心地や持ち運びやすさ、値段にかかわる部分です。文庫本のメリットは、小さく軽いため持ち運びやすい点です。また値段が安いので、たくさん集めるなら文庫をおすすめします。

安部公房の小説・随筆人気おすすめランキング12選

第1位:箱男|新潮社

ダンボール箱をかぶって過ごす!名作との呼び声が高い作品

頭から腰までダンボール箱をすっぽりとかぶり都市をさまよう、箱男の記録で、箱男の残した手記をベースにして、誰のものかもわからない文章・寓話・新聞記事・詩・ネガフィルム・写真などの多様な断章から構成された実験的構成の小説です。

都市空間における匿名性や、自己と他社の関係のありかた、それに加えて社会のなかでの人間の帰属に関する考察がなされています。人間が物を書く行為に問いかけ、これまで当たり前とされてきた物語や小説の構造に別な視点をもたらす作品です。

発売日2005/05
ページ数248
ジャンル小説

口コミを紹介

安部公房と行ったら箱男。はっきり言って、よく分からな無い構成ですが、このカオスをどう泳ぎきるか。読み手によって、評価も、感想も、読後感も違うものでしょう。
それこそ、安部さんに踊らされているような気がします。

出典:https://amazon.co.jp

第2位:他人の顔|新潮社

他者との関係性を「顔」を通して描いた衝撃の代表作

事故によって顔を失った男が妻に冷たくされたのを恨み、他人の顔を仮面かぶって妻を誘惑しようとします。そんな主人公の自己回復ストーリーの中には、「顔」に対する執拗なまでの記述があるのです。

顔を失い仮面をつくる、しかも元の顔とは違った「他人の顔」をしているので、いままでの顔とは違った社会との向き合い方が出てきます。この小説は、他人の顔をかぶった主人公を通して、自我と社会の考察がなされる哲学的な小説です。

発売日1968/12/24
ページ数352
ジャンル小説

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比喩的な表現と科学的な記述とが混在しており、読んでいて不思議な不安感を呼び起こす。
ストーリー展開自体は特に面白いわけではないが、「仮面をつける」というトピックだけで、これだけの妄想を作り出せる著者はすごい。

出典:https://amazon.co.jp

第3位:方舟さくら丸|新潮社

今の時代にも通じる核の時代の方舟物語

主人公は世界滅亡に備えて地下採石場跡の洞窟に核シェルター設備を造り、各時代を生き延びるための方舟にします。世界の終わりを生き抜くための方舟生活、そのなかで起こる心理サバイバルゲームを描いた傑作です。

発売日1990/10/29
ページ数386
ジャンル小説

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やっぱ、すごいわ。この作家は。

出典:https://amazon.co.jp

第4位: 第四間氷期|新潮社

日本最初期の本格長編SF小説

日本で最初の本格的長編SF小説作品です。万能の電子頭脳「予言機械」が人類の過酷な未来を予言してしまう物語で、日本産SF小説として世界各国で高い評価を受けました。予言された未来と向き合い、人間の現在を問う一冊になっています。

発売日1970/11/27
ページ数352
ジャンル小説

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society5.0を目指す社会、AIやIoTという言葉がが世の中を席巻しています。今を感じさせてくれる作品でした

出典:https://amazon.co.jp

第5位:人間そっくり|新潮社

自称・火星人に翻弄される異色SF

ラジオ番組「こんにちは火星人」の脚本家を訪ねてきたのは自らを火星人と称する男でした。小説の大半は脚本家と自称・火星人とのやり取りです。そして、次第に脚本家は自分が現実にいるのかどうかも怪しくなってしまいます。

安部公房によるSF小説ともあって寓意的なブラックジョークが散りばめられており、さらには数学的な想像力までをも織り込んだ実験的な作品です。他人の正体がわからないと思いきや自分の正体もわからなくなる、翻弄されるような読書を楽しめます。

発売日1976/5/4
ページ数208
ジャンル小説

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いやあ素晴らしい。しかし、「さっさと警察呼べよ‼」って感じです。
安部公房の書く女性はみな艶やかで艶かしくかつ聡明で、したたか。それでいて言葉の返しがツボにくる。

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第6位:カンガルー・ノート|新潮社

前衛作家・安部公房が残した最後の長編

1993年に急逝した安部公房が生前に完成させた最後の長編小説です。シュールな物語かつ、作中に死のイメージが多い小説となります。とはいえ語り口は暗くなく、安部公房が到達した小説世界を堪能できる一冊です。

発売日1995/1/30
ページ数256
ジャンル小説

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阿部公房は二冊目ですが、グイグイ引っ張り込まれました。

このような本に出会うと純粋に本を読む楽しみを再認識します。

出典:https://amazon.co.jp

第7位:R62号の発明・鉛の卵|新潮社

人間の存在意義を問い詰める前衛的手法の数々

安部公房の思想的、方法的な冒険に満ちた短編小説集です。収録された作品は全体的にSFの要素が強く、どの作品も人間中心的な世界から抜け出そうとする物語になっています。ユニークなアイデアから人間の存在意義を考えさせる短編小説集です。

発売日1974/8/27
ページ数368
ジャンル小説

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又吉さんがおすすめされていたので興味があり購入しました。
読み進めることが少し難しくもありましたが、大変魅力的な本でした。

出典:https://amazon.co.jp

第8位:水中都市・デンドロカカリヤ|新潮社

寓意とユーモアを凝らした初期短編集

初期短編集で、水中都市・デンドロカカリヤは、ともに安部公房の短編作品の頂点とされる作品です。ほかにも「友達」の原型となった作品や、シュルレアリスムの手法を取り入れた作品も収録され、全編に寓意とユーモアがあふれています。

発売日1973/8/1
ページ数336
ジャンル小説

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期待を裏切らない安部ワールドです。短編なので、1つ読んで余韻を噛みしめながらだったので、長いこと楽しめました。

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第9位:燃えつきた地図|新潮社

初心者でも読みやすい探偵小説×純文学で描く都市生活の孤独と不安

興信所員が失踪した男の調査を進めていくうちに自分自身を見失っていく物語です。現代社会の、とくに都市生活における孤独と不安を描いた長編小説で、探偵小説と純文学とが融合した作品になっています。

この小説から安部公房は、戯曲や短編で用いていた前衛的な手法を、初めて長編小説に適用してもいます。「他人への通路の探検」が安部文学のテーマの一つの大きな到達点ともされるおすすめの一冊です。

発売日1980/1/29
ページ数416
ジャンル小説

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こういう読み方は正しくないのかもしれないが、憂鬱なときにぱらぱらと読んでいるとなんだかとてもホッとする作品。全体的に非常に重い不安感に包まれているが、それも含めて私にはぴったりくる(変な表現だが)。

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第10位:無関係な死・時の崖|新潮社

安部公房の作風がたっぷり詰まった前衛的な手法で描いた短編小説集

前衛的な主題をユニークな手法で描いた小説作品集で、どの作品も追い詰められた人間の不安や緊迫感に満ちた傑作です。作品ごとの文体の変化も楽しめます。安部公房のあくなき実験精神や作風を堪能できるおすすめの一冊です。

発売日1974/5/28
ページ数336
ジャンル小説

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なんと言っても残酷な童話「人魚伝」が秀逸で、これを読むためにだけでも購入する価値があります。他にも、優れた短編がたくさん入っています。

出典:https://amazon.co.jp

第11位:密会|新潮社

一台の救急車に破られる日常

妻を救急車に連れ去られてしまった男が、妻を探しに巨大病院に乗り込む物語です。安部公房はこの作品で、社会の中の弱者とそれを管理する強者の関係を考察します。出口のない迷路のような現代社会を描いたおすすめの小説です。

発売日1983/05/25
ページ数272
ジャンル小説

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寄せ付けずにいきるか、受け入れながら生きるか??多分後者の方がずっと人にも沢山の事にも優しくなれる気がします。何度か読んだらまた新しい考えが浮かぶかもしれません。面白かったです。

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第12位:笑う月|新潮社

安部公房の作品が生まれるところ

安部公房が見た「夢」に関して書かれた断片的なノートを一冊にまとめた随筆集です。いわゆる「創作ノート」で、安部公房作品のシュールで前衛的な手法や主題がどのような風景から生まれてくるのか窺い知れます。

発売日1984/07/25
ページ数172
ジャンル随筆

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声を出して笑えました

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安部公房の小説・随筆のおすすめ商品比較一覧表

ランキング1位2位3位4位5位6位7位8位9位10位11位12位
商品名箱男他人の顔方舟さくら丸第四間氷期人間そっくりカンガルー・ノートR62号の発明・鉛の卵水中都市・デンドロカカリヤ燃えつきた地図無関係な死・時の崖密会笑う月
画像箱男他人の顔方舟さくら丸第四間氷期人間そっくりカンガルー・ノートR62号の発明・鉛の卵水中都市・デンドロカカリヤ燃えつきた地図無関係な死・時の崖密会笑う月
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特徴ダンボール箱をかぶって過ごす!名作との呼び声が高い作品他者との関係性を「顔」を通して描いた衝撃の代表作今の時代にも通じる核の時代の方舟物語日本最初期の本格長編SF小説自称・火星人に翻弄される異色SF前衛作家・安部公房が残した最後の長編人間の存在意義を問い詰める前衛的手法の数々寓意とユーモアを凝らした初期短編集初心者でも読みやすい探偵小説×純文学で描く都市生活の孤独と不安安部公房の作風がたっぷり詰まった前衛的な手法で描いた短編小説集一台の救急車に破られる日常安部公房の作品が生まれるところ
発売日2005/051968/12/241990/10/291970/11/271976/5/41995/1/301974/8/271973/8/11980/1/291974/5/281983/05/251984/07/25
ページ数248352386352208256368336416336272172
ジャンル小説小説小説小説小説小説小説小説小説小説小説随筆

受賞小説の人気おすすめランキング3選

第1位:砂の女|新潮社

映画化で世間的な評価も優れた不条理文学の最高傑作

安部公房といえばこの小説と言っても過言ではありません。主人公は蟻地獄に落ちた虫のように、砂に埋もれていく家に閉じ込められます。物語は砂に埋もれていく家にいた女とのやり取りや男の心情の変化が中心です。

世間的な評価も優れており、国内では1962年に読売文学賞小説賞をしています。さらには20ヶ国語以上に翻訳されてもいて、安部公房作品の中でもっとも知名度の高い作品なので、初めて安部公房作品に接する方にとっても親しみやすい一冊です。

発売日2003/03
ページ数288
ジャンル小説

口コミをご紹介

深く理解しようとすれば勉強が必要でまたその分学ぶ事の多い作品ですが、物語としても大変面白く、一読の価値がある作品です。

出典:https://amazon.co.jp

第2位:壁|bookfan PayPayモール店

自分の名前を失くした男の奇妙な物語

「ある朝、自分の名前が失くなっていた」そんな冒頭で始まる「壁―S・カルマ氏の犯罪」は初期の作品であり、第25回芥川賞受賞作品でもあります。自分の名前を失ってしまった男を、独自のユニークな想像力を駆使して描き出した作品です。

収録されているどの小説も、かなり前衛的な実験小説になっていて、安部公房の作品の特徴である、至るところに散りばめられた寓意的な要素が楽しめます。安部公房の代表作のひとつとして名高い、安部公房作品を知る一冊です。

発売日1969/5/20
ページ数304
ジャンル小説

口コミを紹介

授業で国語の先生が言ってた通り、実に面白てく少し不気味です。

出典:https://amazon.co.jp

第3位:友達・棒になった男|新潮社

現代の人間のありかたを描いた代表的戯曲集

表題になっている「友達」は、人と人とのつながりを大切にしようとする親切心から孤独の価値を奪ってしまう物語です。三島由紀夫から絶賛され、谷崎潤一郎賞を受賞した作品でもあります。安部公房の代表的な戯曲3編が収録された一冊です。

発売日1987/8/28
ページ数352
ジャンル戯曲

口コミを紹介

20世紀の昭和が舞台ですが、21世紀の令和に読んでも遜色ありません。面白くて怖い戯曲集でした。

出典:https://amazon.co.jp

受賞小説のおすすめ商品比較一覧表

ランキング1位2位3位
商品名砂の女友達・棒になった男
画像砂の女壁友達・棒になった男
購入サイトAmazon
楽天
ヤフー
Amazon
楽天
ヤフー
Amazon
楽天
ヤフー
特徴映画化で世間的な評価も優れた不条理文学の最高傑作自分の名前を失くした男の奇妙な物語現代の人間のありかたを描いた代表的戯曲集
発売日2003/031969/5/201987/8/28
ページ数288304352
ジャンル小説小説戯曲

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※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

等身大の安部公房の生涯がわかる作品の数々

小説・戯曲・随筆と、さまざまな分野で才能を発揮してきた安部公房ですが、安部公房と交流のあった人物は、彼の生涯にまつわるエピソードを書き綴っています。

恋人だった女優の手による『安部公房とわたし』

女優の山口果林と安部公房が出会ったのは18歳の時、桐朋学園大学の演劇科を受験したときの面接官が安部公房でした。そして入学後、山口果林は安部公房の教え子になります。そこから2人は次第に秘めた関係を持ち始めていきます。

口絵には安部公房が撮影した山口果林のヘアヌード写真、さらには安部公房と楽しげに笑う2人の様子が随所に見られるこの一冊は、文学者・劇作家として以外の安部公房を窺い知れる貴重な作品です。

無類の日本文学通による『思い出の作家たち―谷崎・川端・三島・安部・司馬―』

ドナルド・キーンはアメリカ人でありながら、古典から現代まで日本の文学に深い造詣と理解を持ち、日本文化の神髄について発信し続けました。彼と交友のあった作家たちについてまとめたこの本では、安部公房についても触れられています。

交友関係の少なかった安部公房にとって、唯一無二といっても良い友情を結んだドナルド・キーンから見た安部公房像には驚かされるかもしれません。安部公房の人物像に興味のある方はぜひご一読ください。

実娘が描いた『安部公房伝』

著者の安部ねりは、安部公房の実の娘です。娘としてそばにいた著者が、作家・安部公房の生い立ちや、真知子夫人とのなれそめや結婚生活などを、日常生活を切り取った貴重なスナップ写真と共に綴った一冊となります。

女優・山口果林が描いた安部公房とはまた違う、いち家庭人としての安部公房をうかがい知れる一冊です。山口果林著『安部公房とわたし』と併せて読んでみるのも面白いかもしれません。

安部公房の母が書いた作品

安部公房の実母である安部ヨリミが、その生涯で発表した最初で最後の作品である「スフィンクスは笑う」は、恋愛小説のような始まりから、やがて二通りの生き方を選ぶ女性たちの心理や心情を描くストーリー展開となります。

読み進めるうちにどんどん引き込まれていき、安部公房の実母との肩書きがなくても、十分評価されるべきです。一作品しか書かれなかったのが悔やまれる作家としても、一度は読んでみるのをおすすめします。

実はノーベル賞受賞もあり得た安部公房

現在までにノーベル文学賞を受賞した日本人作家は、1968年の川端康成・1994年の大江健三郎の2人です。(2017年のカズオ・イシグロは受賞時はイギリス国籍のため除外)安部公房が亡くなったのは1993年1月でした。

のちに安部公房はノーベル賞選定委員の1人に「受賞に非常に近い位置にいた」と言われています。以下の記事では、そんなノーベル賞受賞者の作品を含む文学作品の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

※こちらの記事もおすすめ:カズオ・イシグロ原作『映画・遠い山なみの光』はどこで見れる?配信サービス一覧

作風・特徴が似ている作家は?影響を受けたカフカなど

安部公房の作品が好きな方には、川上弘美氏と村上春樹氏の作品もおすすめです。作風・特徴が似ているので、安部公房の描く作品内の雰囲気が好きだと感じる方の好みに合いやすく、おすすめします。

また、海外の作家ではドフトエフスキーやカフカも雰囲気が似ています。ドフトエフスキーとカフカは「安部公房が影響を受けた作家」とも言われているため、ファンならば罪と罰や変身などは一度読んでおきたいところです。

以下の記事は村上春樹・ドストエフスキーのおすすめランキングを紹介しています。あわせてご覧ください。

有名文学作品は青空文庫で読んでみよう

青空文庫では、著作権法が改正された2018年末までに、作者が亡くなってから50年が経つなどの理由によって著作権が消滅した作品と、「インターネットを通じて読んでもらってかまわない」と著作権者が了解した作品の二種類が無料公開されています。

安部公房自身の作品は読めませんが、彼が影響を受けたドストエフスキーやカフカの作品を始め、宮沢賢治・夏目漱石・太宰治など、いわゆる「文豪」と呼ばれる作家たちの有名文学作品は読めます。青空文庫を通してさまざまな文学作品に触れてみましょう。

まとめ

シュールで前衛的な作風で知られる安部公房の作品には、さまざまなタイプ・ジャンルが揃っています。ぜひこの記事で紹介したランキングを参考に、ユニークなアイデアと深い人間理解が魅力の小説家・安部公房の作品を手にとってみてください。

※こちらの記事もおすすめ:89人に聞いた!ノンフィクション小説の人気おすすめランキング40選【話題の本・ベストセラーも!】