該当者なし

あらすじ

アークァスは趣味と鍛錬に生きる男。その二つさえあれば何も要らないと、最下級のブロンズ冒険者としての貧しい生活をそれなりに満喫していた。そんなある日、突如家に現れた創生の女神ウイラスから仕事の斡旋を受ける。提示された給料は最低賃金程度でしかなかったが、趣味や鍛錬の邪魔にならない範囲で新たに収入を得るチャンスだったことからアークァスはその仕事を承諾してしまう。その仕事内容は魔王。それも歴代最強の魔王軍の足を引っ張ることが目的だったのだ。それはそうとして、このアークァス、女神がヒクほどに大概である。

Amazia
担当編集講評

女神が人間同士の争いを止めるため、共通の敵として魔族を誕生させた…という世界観で、偶然が重なり強くなりすぎた魔族達から主人公が魔王として人類を守るという設定が良いです。設定だけに留まらず主人公が魔王軍を掌握していく過程の描写も読み応えがあり、脇を固める女神や魔王軍等キャラも個性的…と総じてレベルの高い作品でした。アクションやキャラ描写の豊かさからコミカライズにも向いた作品だと考えました。

エイベックス・ピクチャーズ
担当編集講評

本来の任務は人間界を守ることなのに魔王軍のリーダーとして上手くふるまわなくてはいけないというジレンマが非常に面白い。異世界の話なのにどこか共感できる中間管理職的な要素がとても笑えました。出オチ感があるかと思いきやしっかりとしたストーリー構成でコミカライズ展開、アニメ展開が想像できとても良い作品だと思いました。

あらすじ

エドゥアール辺境伯家の庶子であるロンドは、成人と同時に父から服毒自殺を命じられる。
魔法の才能をなにより重視するエドゥアール家において、四属性魔法全てに適性のなかったロンドに生きる資格はなかったからだ。 己の無力を嘆きながら毒をあおった彼は、そこで自分に系統外魔法である毒魔法の才能があることを知る。 毒魔法は強力だが、覚えたての今は使える魔法も弱いものばかり。
周囲には衛兵と、自分を疎む兄姉達。生き残るためには――さぁ、どうする……？

Amazia
担当編集講評

『服毒自殺』を命じられる導入のインパクトに興味をひかれました。その後の主人公の行動にも命を懸けているヒリつく描写も面白かったです。そして、目先の目的を提示していくことで読者を飽きさせず面白い作品を作ろうという意識の高さも感じました。ヒロインの登場も早いためテンポがよく、今のトレンドをつかんでいると感じました。魅力的な敵役やライバルの登場や今後の展開がどうなるか楽しみでもあり、読んでいて絵がイメージできます。

エイベックス・ピクチャーズ
担当編集講評

毒を武器にという設定が新しく面白いと感じました。落ちこぼれから、実はすごい能力の持ち主という王道のストーリーですが、飽きさせない構成力とキャラクターを描く力があり登場するキャラクターそれぞれに魅力を感じました。

あらすじ

８大公爵家のひとつミルバーン公爵家の令嬢イブリンは、２か月後に嫁ぐ予定だった。婚約者は同じく８大公爵家テイラー家の嫡男バーナード。しかし彼は平民の娘を屋敷に引き入れ、あろうことかイブリンのドレスや宝石をまとわせて愛を囁いていた。しかも彼女のお腹の中には子供がおり、いずれイブリンを追い出して彼女を愛人として迎え入れると言うのだ。イブリンは物分かりのいい婚約者を演じ、着々と彼らを破滅へと導く準備を始める。

Amazia
担当編集講評

ヒロインの独白形式で繰り広げられる復讐劇が、すごくドラマチックでよかったです。淡々とした語り口であっても、ヒロインの確かな怒りや気持ちの盛り上がりが感じられ、緊迫感バツグンのストーリーを書けていました。結婚式当日に復讐が完遂されるクライマックスも意外性に満ちており、読者を驚かせながらも爽快感をしっかり与える読み応え十分の内容になっていたと思います。

エイベックス・ピクチャーズ
担当編集講評

復讐物のわかりやすいストーリー展開で非常によくできておりました。物語のまとまりもよく、こうなってくれるといいなという読者の気持ちを読んでいるかのように物語が進むのでとても痛快でした。

あらすじ

佐竹聡史はブラック研究室で研究をし、ブラックITベンチャー企業でインターンとして働く大学院生。ある日、自宅マンション前の公園で、マンションの真下に住んでいる疋田（ひきた）桃子という美少女と出会う。疋田は大手事務所からデビューする直前のVTuber最北南の中の人で、そのことは企業秘密だった。疋田がポンコツ過ぎて佐竹はすぐにそのことに気づいてしまうのだが、疋田の不思議な魅力に取り憑かれ、そのまま知らないフリをして世話をする。ある日、佐竹が気まぐれで作ったVTuber向け配信お助けシステムを匿名で疋田に提供。それが爆発的にVTuberを助けてしまい、佐竹は疋田に正体を隠して助けるITエンジニアとして仕事をすることになっていく。

Amazia
担当編集講評

独特な口調や振る舞いのヒロインが、すごくチャーミングに書かれていてよかったです。主人公との付かず離れずなラブコメストーリーも、どうやって想いが通じ合うのかドキドキして読むことができました。ヒロインのVTuberとしての成長、事務所の女社長や同僚美少女との交流など、ストーリーとキャラクターの両面で読者を飽きさせない工夫が感じられて素晴らしかったです。

エイベックス・ピクチャーズ
担当編集講評

現実に起こりうるかもしれない？という内容でとても面白かったです。まあ実際には起こらないんですが（笑）。VTuberという仕事に興味がある人も楽しめる、お仕事の裏側がのぞけるタイプのコンテンツとしてもよいと思いました。また、芸能の仕事をしている女の子と一般人の男性という王道の設定も非常にマッチしていて楽しめました。

あらすじ

私はスーパーでアルバイトをしているレジ店員、鏑木椎名（かぶらぎしいな）。 ひょんな事から、異世界に召喚されちゃったんだけど、使えるスキルがまさかのレジ打ち！？ しかも、アイテムボックスはスーパーのバックヤード。 見た目も変わらず黒髪ボブだし、こういう時って容姿的にも能力的にもチートになるんじゃないのー！？おまけに不愛想だけど、とんでもなく美形のツンデレ冒険者のレベルを、うっかり傷物……じゃなかった、スキルで半額にしてしまい、一緒に旅をする事になっちゃった。 他にも、私をソシャゲの推しと混合している同じ異世界人や、妹みたいに可愛がってくれるお兄ちゃんのような冒険者、そして性別不詳な百合の香り漂う運び屋さん！スーパーに来るお客さんぐらいキャラが濃いよ！ええい、こうなったらやけくそだ……いらっしゃいませー！お次の冒険者様、こちらのレジへどうぞ！

Amazia
担当編集講評

道中のキャラの掛け合いが面白く、へこたれても立ち直るシーナの姿に好感を持ちました。また、序盤で主人公の目的を明示している点も作品を読みやすくしていると感じます。 旅の終わりにシーナと仲間たちがどう成長しているのか、楽しみになる作品です。

エイベックス・ピクチャーズ
担当編集講評

まずタイトルが面白い！昨今の主流としてはタイトルで中身を説明するものが多い中、タイトルから内容が全く想像できないのに惹かれてしまいました。またこういう作品は内容が伴わないものも多くありますがレジという戦いに不向きだと思われる要素を面白く活用していてスキルの設定など着眼点にも脱帽です。ビジュアルも想像しやすくとても楽しめました。

あらすじ

レストウィック王国は、二年にも渡る魔獣の異常発生のため建国以来最大の窮地に陥っていた。しかも同盟国であるはずの隣国ロウェイ王国に要請した救援も断られてしまったため、王ジェームス四世は、古より伝わる召喚魔法で聖女を召喚する事を決意した。優秀な魔法士を集め、第一王子であるウィリアムを責任者として、ついに召喚の儀が行われる事に。そして現れたのは…異国の衣装に身を包んだ、華麗にして苛烈な少女だった！！「妾に言わせれば、これは拐かしだし、其方達は全員犯罪者じゃ！！そのような者達を助ける義理も道理も、妾には無いわ！！」

Amazia
担当編集講評

定番ともいえる召喚物の異世界ファンタジーですが、召喚された主人公の少女が抗う姿とその力の組み合わせにオリジナリティがありよかったです。 圧倒的な力を駆使して異世界の常識を打ち破っていく姿は爽快で、一方でその力の強大さと反するように時折感じる少女の等身大の姿を見るとより応援したくなりました。 作中に登場する祝詞や経典などの設定も作家の解釈によって落とし込まれており、自身の持てる引き出しから良い作品を作りたいと熱量を感じる一作でした。

エイベックス・ピクチャーズ
担当編集講評

香菜姫のキャラクターがとても良い！召喚された事に対して、とにかく腹を立てている聖女様という始まりの設定も面白い。読み進めていくうちに香菜姫の心の内が垣間見えて、キャラクターの魅力がどんどん増していく構成もとても良いと感じました。

該当者なし

あらすじ

異世界転生した結果、原作死亡キャラと出会ってその人生を変えられるとしたら…貴方はどうしますか？「その人を幸せにしたい！」「でも主人公の代わりにらぶらぶちゅっちゅするのは、余りにもおこがましいからひたすら遠くから眺めて、幸せな様子を愛でたい！」これはそんな事を考えてるオリ主君のお話。

四季童子先生のオリジナル作品イラストをプレゼントします